わたし自身の子供時代を振り返って。英語との運命の出会い。決めるチカラ。

これを言うといつも驚かれますが、わたし自身が英語に初めて触れたのが13歳、中学一年生の時でした。英語のプローー通訳家や英語教師ーーになるにはちょっと「手遅れ」な年齢なのです。現代の、つまりこの令和の時代の子供たちは本当に恵まれていて、幼稚園からインターナショナルスクールに通ってネイティブの先生に英会話を習ったり、小学生で公文やECC なんかで英語に触れたり。ご両親さまたちも英語教育に関心が深かったり。小学生ですでに英検の級を持っていたり。わたし自身は昭和後期生まれで、父も母も英語には関心が薄く、わたしもまさか自分が大人になって英語の専門家になるとは、あの山口百恵ちゃんとかピンクレディーがはやっていたころ、ーー当時わたし、小学6年生。ーー思いもしなかったです。日本語しか知らない、アルファベットも書いたことがない、英語の「え」の字もない関西の田舎の小学生でした。

 それが、中学生になったとたん、運命が一転しました。

 初めての中学の英語の授業。アルファベットの発音から始まりました。そしたら何か自分の中で「ピン!」ときて。アルファベットのAとかBとかクラスメイトといっしょに発音していると。もう次の瞬間にはわかっていました。

 「これわたしの将来の職業だわ・・・。」

 根拠なんかないんです。でも確信していました。13歳の子どものみる夢。誰も信じてくれなかったです。父や母ですら。

 でも実現しました。

 あの13歳の朝から数年後、わたしはアメリカの私立大学に入学し、米国人学生にもまれながらコミュニケーション学を専攻し、卒業。ワシントン州で新聞記者の職を得、ライターになり、本当に13歳の朝のビジョン通りの大人になっていきました。その頃にはすっかり日本語と英語のバイリンガルです。その後帰国し国際会議で通訳の職も得ました。

 13歳のときに思い描いた通りの大人になったのです。

ーー続くーー

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