写メは私(当時3歳)と私の祖父(父の父)、池田寿左久(いけだじゅさく)さんです。
幼いころから色んな習い事をさせてもらったおかげで、素晴らしい教師とはどういったものか、を見抜く目を養ったと思います。ピアノ・バレエ・英会話・いけばな・算数・作文、と、いろいろな教室に参加しさまざまな教師に出会いました。
でも、特筆すべきはわたしの祖父、池田寿左久(いけだじゅさく)だと思います。教育者の鏡、のような人物です。彼の孫であることはわたしのほこりです。
祖父は大正時代の高校の生物教諭でした。鹿児島県の鹿屋農業高校(かのやのうぎょうこうこう)って今でもあるのだろうか。そこで果樹栽培を生徒さんに教えていたらしい。その祖父にわたしは幼いころ算数やら国語やらお習字やら教わって。大正スタイルの勉強って、もう超レトロ。祖父は筆と墨汁で半紙に計算問題を書いていってくれて。11+9=みたいな簡単な問題をお習字みたいに書いていくの。出来上がったら今度は私が筆をとって答えの数字を書きこんで。正解したら祖父は朱で大きく丸をつけてくれました。書道と数学が合体したよなまったりしたおじいちゃんと孫娘の時間。世界にいっこだけの、墨の香りのするわたしの算数の手書きテキスト。一冊くらいとっておけばよかった。


