音と英語

このブログは、

・中学や高校の英語の先生

・英会話スクールのインストラクターさん

・英語を独学しておられる方

・ご自分のお子様に英語を教えていらっしゃるお母様やお父様

にむけて書いております。皆さまの英語学習の一助となりますように。

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写メは我が家のアジサイです。最近雨が多いですねー。植物はうれしいだろうけれど・・。人間は大雨の被害に注意が必要ですね。

 さて、1週間ほど前だったでしょうか、文科省の発表によりますと、国公立大学入試の英語に英検が使用される案が否認されました。大学入試の英語に関しては、今まさに過渡期&混乱期で政治家も発言がくるくる変わっています。従来の読解を重視した試験はいわゆる「受験英語」として人気にかげりが出て、英検のようなリスニングやスピーキングを含む試験で、例の「読む」・「聴く」・「書く」・「話す」英語力を測るのが妥当であると。そこで英検にスポットライトが当たったわけですが・・。これにも問題が山積。

 一番言われたのが費用ですね。英検、高くなりましたね・・。わたしが子供の頃の倍の受験料になりました。それと、やはり都会に住む子どもの方が有利な作りになっています。過疎地に住むお子さんたちは船に乗ったり飛行機や宿泊施設が必要だったり受験料以外に多大な費用がかかります。わたしもこの格差を政治家さんたちはどう埋めるのか、と見守っていました。が、とうとう英検移行はナシに。

 しかしですね、英語教育が従来の読解中心型からコミュニケーションをもっと重視した多彩な「読む」・「書く」・・の4技能型に移行する、この流れがもとに戻ることはもうないとわたしなんぞは確信しています。禁煙ブームなどと一緒ですね。クリーンな空気に4技能の英語、ですよ。たとえ政治家が英検を見送ったとしても、またすぐ何を言い始めるかわからないし。

 政治家さんたちを責めているのではありません。先述しましたが、今は英語教育の過渡期なのです。いろいろな政治家さんが全然違うことを、英語に関して言ってしまうのもやむを得ないことだと思います。安倍前首相など英検ではなくTOEFLを導入すべし、とおっしゃっておられましたが、TOEFLは英検より難しい試験です。わたしも何度か受けたことがあるのでわかるのですが、「安倍さん、ご自分はこの試験、受けたことないよね。」と勝手に感じておりました。それに英検の倍の受験料やし・・。安倍さん、おぼっちゃまやね・・。

 さて、英語塾の先生としてはですね、小学生や中学生、高校生たちにコレ↓が言いたかったの。

  「音を重視して英語の勉強を進めてください。」

 コレ↑です。普段から発音やリスニングを大事にした勉強をしていたら、もう政治家が英語の入試に何を言い出しても慌てずにすみます。うちの教室の生徒さんたちに口をすっぱくして言っていることですが、

言語って音、なのですよ。もともと。

音を大事にしてね。具体的には以下のことを実践してください。

★学校の英語の教科書は必ず家で音読する。定期テストの範囲が発表されれば、その範囲のページを5回は音読。その際、自分の発音が正しいのかどうかはもう横に置いていてください。正しくなくてもいいです。とにかく声を出してください。

★英語の参考書を買う場合、必ずCD付きのものにしてください。音源のない語学参考書は可能な限り避けてください。

★もちろんおうちでそのCDを多用して勉強してね。

わたしも中学・高校時代、毎日音読しました。私の今の英会話力のベースは十代の音読の栄養でできています。

 「音」っていろんな神秘的な作用があります。

 また次の機会にお話ししますね。